■ 登場人物紹介 ■
更新;2008.12.30.
【ベル】メリディス族・女性・八歳
 本編主人公。母親を亡くし、孤児院に身を寄せていた。
 死にかかっていた所をレメクに助けられれ、一族の掟に従い、彼の押しかけ女房となる。
 幼いわりに変な知識が豊富。やや暴走癖がある。
 レメクに恋心を抱いているが、ちっとも相手にされずに隅っこでひっそりと涙する日々。
 猫扱いされることを気にしている。
【レメク・(いつも中略)・クラウドール】??族・男性・三十二歳
 倒れていたベルを助けたために、彼女の未来の旦那に確定してしまった。端正な顔立ちの男前。周囲からは畏怖をもって接せられる人物だが、ベルを拾ってからはなま暖かい激励を受ける日々。十数人しか使い手がいないとされる紋章術を使う。秘術中の秘術、闇の紋章を持ち、女王に比肩する実力を有するなど、未だ謎は多い。 
【アウグスタ】??族・女性・??歳
 いろんな所が謎な巨乳美女。何故かレメクの寝室に(突然)現れたため、ベルからは恋敵として認識されていたが、その後ただの嫌がらせ魔女と知って和解。本人曰く「ベルの味方」。レメクをからかうことを至上目的としているらしく、最強の駒であるベルを猫可愛がりする。
 ナスティア王国を統べる黄金の女王。
【ケニード・アロック】??族・男性・??歳
 幼い頃より「芳しき生ける秘宝」メリディス族の虜。その盲愛により保護官となる。レアなものが大好きで、国……というよりも世界的に超レアなアウグスタとレメクが大好き。その好きっぷりでレメクにはドン引きされているが、ベルとは唯一無二の盟友となる。
 最近はクラウドール邸の掃除に訪れるのが日課。
【ルドゥイン・バルバロッサ】??族・男性・??歳
 王都の大聖堂で大神官を務めるデカイ熊男。拳の一撃での喧嘩両成敗は夜の繁華街の名物に。レメクとは二十年来の付き合いであり、それなりに気心が知れている。
 アウグスタに似た謎思考の持ち主。
 大神殿のほうの神官位を頑なに拒んでいる。
一族【メリディス族】 
 王国の辺境にあるシャーリーヴィの森に住む。
 レアポップモンスター並に出現が稀なため、「幻の一族」とも呼ばれるが、実は意外と近くにいたりする。
 非常に美しい外見をしており、紫がかった銀髪や芳香など稀有な特徴を備えている。
 そのため、今も尚特殊な好事家から狙われている。
 未婚の女性は裸を見られて触れられると、その相手と結婚しなければならない掟を持つ。
一族【クラヴィス族】
 王都近隣に多く住む一族。王族を含め高官のほとんどがクラヴィス族であり、その裕福さを他族から妬まれている。
 結婚年齢は十六歳。重婚可能なのは、王家に習ってのこと。
一族【パルム族】
 王国全般に広く住む一族。
 農民がそのほとんどであり、結婚年齢も十三歳と早い。
 重婚は認められていない。
官吏【保護管】
 国が指定する保護物(施設・動物・一族など対象は多岐にわたる)を保護する官吏。上官は高級官吏として王宮に勤めている。所属名は長の趣味を反映して「国指定保護機関」となっている。変な趣味の人が多い。
官吏【紋様術師】
 特殊技能「紋様術」の使い手。
 紋章術から生まれた魔術の一つ。複雑な紋様を札や物に書いて術を発動させる。
 一度紋様を刻まれた札などは、知識と魔力を持つ者なら誰でも発動可能。そのため、紋様術の悪用を防ぐために高官として召し抱えられることが多い。
官吏【紋章術師】
 特殊技能「紋章術」の使い手。
 その身に紋章を宿し、その力を行使する。
 他者に力を貸し与えることが可能であり、それらは紋様となって他者に宿る。紋章は特殊な継承を経て人体に宿るため、習得はかなり難しい。
 最も有名なものとして、精神を司る「光の紋章」、肉体を司る「闇の紋章」があり、どちらも不死を可能にする秘術と囁かれている。
 現在、最も魔法に近い魔術として他国からも注目されている。
神職【裁判官】
 人が人を裁いてはならない、という掟のため、裁判官は全て特別な神官が勤める。神官以外に裁く権限を持っているのは、国王と断罪官のみとなっている。
国【ナスティア王国】
 大陸の南西部にある他民族国家。
 降魔大戦のおり、三十ある部族が協力して勝利を治め、それがきっかけで国として建つ。
 当時は名前が無く、後世、大戦のおりに部族をまとめて戦った女傑ナスティアの名を国名とすることになった。
 一部において貧富の差が激しく、貧困層の救済など問題を抱えている。 
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